高校受験でハマったマトリックスのお話し（日常に役立つMAKOTOのヒーリングブログ）

高校受験においてハッキリしているのは行ける高校にしか行けないということ。まず始めに経済状況によって行ける高校は決まる。（補助金などの支援も含めて）そして、学力に見合った高校に行ける。

とても、シンプル。

基本的な考え方の順番は

経済状況の把握→高校の選定→学力の把握

となるのではないでしょうか。

そして、高校受験においては以下のパターンになると思います。（他にも特殊なケースやパターンもあると思いますが）

① 経済的に余裕がない場合（1）

公立のみ受けられる→目標とする高校の偏差値に届いたら受ける→届かなかったらランクを下げて受ける

② 経済的に余裕がない場合（2）

定時制の高校を受ける

③ 経済的に余裕がある場合（1）

公立、私立の好きなところを受ける

② 経済的に余裕がある場合（2）　

公立、私立両方受けられる→目標とする高校の偏差値に届く、もしくはギリギリでも受ける→保険のために私立の併願を受ける

これを押さえて高校受験での悩みは軽減されるはずです。

細かいところでは、学校の雰囲気やカリキュラム、制服や部活などあると思いますが、結局のところ上記に記載したように行ける高校にしか行けないのです。なのに、あれこれと考え過ぎたり周りから様々な情報を集めている内にマトリックスに囚われていくことがあります。

マトリックスにハマるとはどういうことなのか、実際に僕が経験した子供の高校受験のお話しをシェアしていきます。

今年、子供は高校受験を迎えます。志望校は偏差値が高く、子供がその水準に到達するには努力が必要です。そのため、私立の併願も考え始めましたが、家計の状況から考えると、正直に言って私立はなしだと僕は思っていました。しかし、子供の希望を尊重したいという思いから、次第に私立への意識が高まっていきました。子供自身も私立の併願を検討し、それに伴い私立の情報をどんどん集めるようになり併願を受けることを前提として高校受験を考えるようになりました。塾にも通うことにしました。しかしながら、時間が経つにつれて僕は私立進学に疑念を感じるようになりました。子供が本当に勉強に取り組んでいるのか、安心感や本気度が見受けられません。公立と私立の説明会や見学にも足を運び、どちらが適しているか悩んでいました。時は過ぎていき、経済的なプレッシャーや不安が増していきました。

ここでのポイントは「初めから答えは出ていた」ということです。なのに、子供の希望を尊重したいというので私立へ意識を向けていくうち「併願を前提として高校受験を考える」ようになって、マトリックスにハマってしまったのです。

ある日、夫婦で師のヒーリングを受けた時に私立の併願を受けなければならないというマトリックスにハマっていることに氣づかされました。そこから客観的に判断できるようになった僕たちは経済状況などを子供に説明して公立のみで目標とする高校の偏差値に届かなかったらランクを下げるようにと話しをしました。それから子供の意識も変わってきて頑張っています。

このように一度マトリックスにハマってしまうとなかなか自分では抜け出せないので、友人など第三者の意見を聞いたり、カウンセリング、ヒーリングなどを受けることをオススメします。

また、日本に生まれてきた僕たちは選べる環境にいて恵まれていることも忘れないようにしましょう。